
海外の熱狂をそのまま日本語で。英語で読み解くディープなスポーツの世界
ご訪問ありがとうございます!当ブログは、「海外スポーツメディアのリアルな報道」を日本語訳とともに発信し、スポーツの裏側を楽しみながら、生きた英語も身につけてしまおう!という一石二鳥を目指すブログ記事です。
「日本のニュースだけじゃ物足りない」「現地記者の辛口なコラムや、サポーターのリアルな反応を知りたい!」と思ったことはありませんか?
このブログでは、海外の主要メディアや現地コラムから面白い記事をピックアップし、翻訳・要約と合わせて、日常やスポーツ観戦で今すぐ使える【重要英単語・フレーズ】を分かりやすく解説します。 好きなチームや選手を追いかけながら、教科書には載っていない「生きた英語」を一緒に楽しく学んでいきましょう!
今日の記事
2026年7月7日 イギリス公共放送局【BBC】より
引用記事👉️ https://www.bbc.com/sport/football/articles/cvgmmmgemd8o
タイトル
Why European backlash over Trump intervention won’t worry Infantino
単語の意味
- Why:なぜ
- European backlash:欧州からの反発・批判
- over:~をめぐる
- Trump intervention:トランプ氏の介入
- won’t worry:気にしない、心配しない
- Infantino:ジャンニ・インファンティーノ
この見出しは、「トランプ氏の何らかの介入に対して欧州側から反発が起きているが、FIFAのインファンティーノ会長はそれを深刻視していない。その理由を解説する記事」という意味合いになっています。
今日の本文
Gianni Infantino has been Fifa president for 10 years.
ジャンニ・インファンティーノがFIFA(国際サッカー連盟)の会長に就任して10年が経った
Next year, he is up for re-election.
来年、彼は再選をかけた選挙に臨む。
From the Fifa Peace Prize, to the vastly inflated ticket prices at the World Cup, to the Club World Cup, Infantino’s tenure has been increasingly controversial.
「FIFA平和賞」の創設から、ワールドカップ(W杯)の法外なチケット価格の高騰、さらにはクラブワールドカップの開催に至るまで、インファンティーノの任期はこれまで以上に物議を醸し続けている。
But could the unprecedented decision to cancel Folarin Balogun’s red-card suspension for the United States’ World Cup last-16 tie against Belgium be the tipping point?
しかし、米国代表のW杯ベスト16・ベルギー戦を前に、フォラリン・バログンのレッドカードによる出場停止処分を「取り消す」という前代未聞の決定が、ついに決定的な転換点(ティッピング・ポイント)になるのだろうか。
In a tournament they have co-hosted, Balogun has been the star man for the US, with three goals so far.
共同開催国である米国において、バログンはここまで3ゴールを挙げ、チームの主役として活躍してきた。
Now, despite being sent off, he is available for their next game – even though World Cup rules don’t allow appeals against red cards.
今回、退場処分を受けたにもかかわらず、彼は次の試合に出場できることになった。――W杯の規則では、レッドカードに対する異議申し立ては認められていないのにもかかわらず、だ。
On Monday, more than 24 hours after its initial decision, Fifa released an 871-word statement that shed little light on why it made the call. But someone else has.
月曜日、最初の決定から24時間以上が経過した後、FIFAは871語に及ぶ声明を発表したが、なぜその決断に至ったのかという理由はほとんど明らかにしなかった。しかし、別の人物がそれを明かしている。
“I’m the one that got them to do it,” said US President Donald Trump when asked if he had put in calls to Infantino.
「彼らにそうさせたのは私だ」
FIFAのインファンティーノ会長に直接電話をかけたのかと問われた米国のドナルド・トランプ大統領は、そう語った。
Trump said “all” he did was ask for a review. He said he did not tell Infantino to suspend Balogun’s ban.
But that such an intervention happened at all is a major concern across football.
トランプ氏は、自分が行ったのは「ただ見直しを求めただけ」であり、インファンティーノに対してバログンの処分を解除するよう命令したわけではないと主張した。
しかし、このような介入が実際に行われたこと自体が、サッカー界全体に大きな懸念を抱かせている。
本文はこちら👉️
⚽ スポーツ系で使える表現
1. be up for re-election(再選を控えている、再選がかかっている)
- 英文: Next year, he is up for re-election.
- 解説:
be up for ~は「(審査や選考の)対象になっている、~を控えている」という意味の頻出フレーズです。スポーツ界では、監督の契約更新(be up for renewal)や、選手のトレード・放出の噂(be up for sale/trade)の際によく使われます。
2. tenure(任期、在任期間)
- 英文: …Infantino’s tenure has been increasingly controversial.
- 解説: 監督や会長、クラブのレジェンドが「その役職に就いていた期間」を指す格調高い言葉です。「モウリーニョのレアル・マドリード監督時代」なら
Mourinho's tenure at Real Madridと表現できます。スポーツの歴史を語る上で欠かせない単語です。
3. tipping point(転換点、臨界点)
- 英文: …could the unprecedented decision […] be the tipping point?
- 解説: 小さな変化が積み重なり、一気に状況がひっくり返る「劇的な節目」を指します。試合の「流れが変わる決定的な瞬間」や、チームの「黄金期・暗黒期への転換点」を表す際によく実況や解説で使われます。
4.tie((トーナメントの)試合、対戦)
- 英文: …for the United States’ World Cup last-16 tie against Belgium…
- 解説: 日本語で「タイ」というと「引き分け」を連想しがちですが、イギリス英語圏では「(特に一発勝負や往復2試合の)カップ戦の対戦」そのものを指します。
last-16 tieで「ベスト16(決勝トーナメント1回戦)の対戦」という意味になります。
5. star man(主役、エース、大黒柱)
- 英文: …Balogun has been the star man for the US…
- 解説: チームで最も活躍している「中心選手」や「エース」を指す、スポーツメディア定番のキャッチーな表現です。
key playerよりも「華があり、今一番スポットライトを浴びている選手」というニュアンスが強くなります。
6. so far(今までのところ、ここまでで)
- 英文: …with three goals so far.
- 解説: シーズン中や大会期間中に「現時点で」と言いたいときの超必須フレーズ。「今シーズン、彼はここまで10ゴール決めている」なら
He has scored 10 goals so far this season.となり、スポーツのスタッツ(記録)を語る上で絶対に外せません。
7. sent off(退場させる)
- 英文: Now, despite being sent off, he is available…
- 解説: サッカーで「レッドカードで退場になる」の王道表現です。受動態(
be sent off/get sent off)の形で「退場処分になる」という意味になります。- 例:He got sent off for a bad tackle.(彼は悪質なタックルで退場になった。)
8. shed little light on ~(~をほとんど明らかにしない、解明しない)
- 英文: …Fifa released an 871-word statement that shed little light on why it made the call.
- 解説: 直訳すると「~にほとんど光を当てない」。スポーツ界の不祥事や、突然の電撃移籍、監督解任の理由などについて、クラブの公式声明が「核心に触れていない」「真相を濁している」ときにメディアがよく使う、少し皮肉の効いた知的な表現です。
9. make the call(決断を下す、判定する)
- 英文: …why it made the call.
- 解説: 単に「決定する(decide)」だけでなく、「プレッシャーがかかる場面で、責任を持って難しい決断を下す」というニュアンスがあります。審判の際どい「判定」や、監督の「選手起用の決断」に対してよく使われます。
10. put in calls to ~(~に電話を入れる、連絡を取る)
- 英文: …when asked if he had put in calls to Infantino.
- 解説:
make a phone callよりも「(特定の目的や交渉のために)裏で働きかける、コンタクトを取る」という生々しいニュアンスが含まれます。移籍市場の裏側で、代理人やクラブ幹部がスカウトのために「あちこちに電話を入れている」ような状況にぴったりな表現です。
🏁 おわりに
海外スポーツ記事の翻訳と、重要英語フレーズの解説をお届けしました。
教科書的な英語の勉強に少し飽きてしまった時でも、自分の好きなスポーツが題材なら楽しく続けられるはずです。この記事が、あなたのスポーツ観戦と英語学習をさらに楽しむヒントになれば幸いです。
「こんな記事を訳してほしい!」「このスポーツの現地の反応が知りたい!」といったリクエストがあれば、いつでもお気軽にメッセージをくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!

