「悪役なのに可愛い!」上谷沙弥がテレビで見せた素顔と反響まとめ【鬼レンチャン・ラヴィット】

2025年、プロレス界だけでなく**テレビのバラエティ番組でも大活躍しているのが、女子プロレスラー・上谷沙弥(かみたに さや)**です。
“フェニックス・クイーン”の異名を持ち、リング上では冷酷な悪役(ヒール)として観客を圧倒する彼女ですが、テレビに登場すると一転、**笑顔や涙、礼儀正しさなど「素の一面」**が垣間見え、SNSでは「ギャップがすごい!」「かわいすぎる悪役」と話題沸騰。

特に、TBS系の朝の情報バラエティ『ラヴィット!』や、フジテレビ系の人気番組『千鳥の鬼レンチャン』などに出演し、プロレスファン以外の視聴者にも強い印象を残しました。

本記事では、そんな上谷沙弥のバラエティ番組での活躍に焦点をあて、どのようにして彼女が“リング外”でも注目を浴びているのか、詳しくご紹介していきます。

  • なぜ彼女はバラエティでここまで人気を集めたのか?
  • 視聴者が感じた“悪役なのに可愛い”ギャップの魅力とは?
  • 今後の活動にどのような影響を与えるのか?

プロレス界から飛び出し、テレビでも異彩を放つ上谷沙弥の“もう一つの顔”を、あなたもきっと好きになるはずです。

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上谷沙弥ってどんな人?プロフィールと魅力を解説

バラエティ番組で注目されるようになった上谷沙弥(かみたに さや)ですが、彼女の魅力はテレビだけにとどまりません。
実は、元アイドルであり、世界レベルのダンサーでもあり、そして今や女子プロレス界のスター。そんな多彩なバックグラウンドが、リングの上だけでなくバラエティ番組でも光っているのです。

■ ダンサーからプロレスラーへ――異色の経歴

上谷沙弥は、幼少期からLDH(EXILE系)のダンススクール「EXPG」に所属し、ヒップホップを中心に本格的なダンスを学びました。
なんと中学時代には、世界大会で準優勝という実績を持つほどの実力者。高校時代にはEXILEのバックダンサーとしてライブ出演も経験しており、舞台慣れや表現力はその頃から培われたものです。

その後、AKB48の派生企画「バイトAKB」として芸能活動も行い、一時は声優やアイドルの道も目指していたとのこと。しかし、2019年に女子プロレス団体「スターダム」のアイドルユニットに加入したことが転機となり、本格的なプロレスラーとしての道へと進みました。

■ 女子プロレス界のスターへと成長

プロレスデビュー後は、「Queen’s Quest」というユニットに所属し、若手ながら華麗な空中技や身体能力を活かしたファイトスタイルで注目を集めます。
2021年には、「シンデレラ・トーナメント」優勝、さらに**白いベルト(ワンダー・オブ・スターダム王座)**を獲得。以降はタイトル防衛を重ね、“トップレスラー”としての地位を確立しました。

特に注目されたのが、「フェニックス・スプラッシュ」などのダイナミックな技や、華やかで堂々とした入場シーン。これらが、テレビのカメラ映えにもつながり、“見せる力”“魅せる力”を兼ね備えたスター選手としてバラエティ界からも声がかかるようになりました。

■ 魅力の源は「ギャップ力」

上谷沙弥の最大の魅力は、なんといっても**“悪役ヒールなのに、素顔は誠実でチャーミング”**というギャップにあります。
リングでは「ぶっ潰してやるよ」と睨みを利かせる彼女が、テレビでは明るく礼儀正しく、時には涙を見せながらチャレンジ企画に取り組む姿に、ファンだけでなく初見の視聴者も惹きつけられています。

これは単なるキャラクター設定ではなく、過去のダンス経験、芸能活動、プロレスでの努力すべてが融合した“本物の魅力”。彼女がなぜここまでテレビでも成功しているのか、その理由はまさにここにあるのです。

『ラヴィット!』出演で話題沸騰!

2025年、上谷沙弥が一気にお茶の間の注目を集めたきっかけのひとつが、TBS系の朝のバラエティ番組『ラヴィット!』への出演です。
プロレスリングのリング上では見ることのできない、彼女の明るく素直なキャラクターが視聴者の心をつかみ、「あの悪役レスラーって、こんなに可愛かったの!?」という驚きの声がSNS上に溢れました。

■ 初登場でいきなりインパクト!「悪役レスラーなのに礼儀正しい」

『ラヴィット!』初出演は2025年5月。番組側は彼女を「“令和の極悪女王”がスタジオを襲撃!」と紹介しましたが、登場した上谷は、丁寧なお辞儀・礼儀正しい受け答え・自然な笑顔で、スタジオの空気を一変させました。

この“ヒールキャラ”と“素の好感度”のギャップが爆発的にウケ、X(旧Twitter)では「上谷沙弥」がトレンド入り。
ファンからは「ヒール時間5秒で終了w」「キャラの切り替えが神」「かわいすぎて悪役できない」など、肯定的なリアクションが多数寄せられました

■ 番組内でのやり取りも自然体で魅力的

番組内では、他の出演者からの無茶ぶりにも柔軟に対応。プロレス仕込みのリアクションの良さ、間の取り方、表情の作り方など、「レスラー」という枠に収まらない“テレビ向き”のスキルを発揮しました。

共演者の麒麟・川島明さんや、見取り図など芸人陣からも「いい子!」「朝にぴったりのキャラ!」と称賛されるシーンもあり、彼女の人柄がスタジオ全体に伝わっていたのが印象的でした。

■ 金曜レギュラー就任で知名度が一気に加速

2025年6月末、番組内で突如発表されたのが「上谷沙弥・金曜レギュラー決定」というビッグニュース。
これを受けてXでは再び話題となり、「これは快挙」「毎週沙弥様が見られるなんて!」「朝からプロレスラーって最高」と、新たな視聴者層のファン獲得に直結した瞬間でした。

また、定期的な出演によって彼女の「見せ方」も進化しており、番組内でのコーナーや小ネタにも柔軟に対応。
これにより、「テレビに慣れていないスポーツ選手」ではなく、“マルチタレント”としての資質を持つことが視聴者にも伝わったと言えます。

『千鳥の鬼レンチャン』で見せた涙と素顔

「ラヴィット!」での明るい笑顔とはまた異なる一面を見せたのが、フジテレビ系の人気番組**『千鳥の鬼レンチャン』への出演です。
この番組では、主に歌唱力や運動能力を競う“連チャンチャレンジ”に挑戦する芸能人が多数登場していますが、上谷沙弥は
2025年2月と9月に「女子300mチャレンジ」で出演**。リングでは見せない“極限状態”での表情が視聴者の心を打ちました。

■ 強気な登場コメントとは裏腹の“リアルな人間味”

番組に登場した際、上谷はヒールキャラクターさながらに「お前ら全員、ぶっ潰してやるよ!」と宣言。会場をどよめかせました。
しかし、実際のチャレンジが始まると状況は一変。猛スピードで走り出す他の選手たちに必死についていこうとするも、スタートから数十秒で呼吸が乱れ、表情も一気に険しく…。

途中で何度も足を止めながら、それでも懸命にゴールを目指す姿に、スタジオのMC陣(千鳥・ノブ、ダイゴ)や観客、さらには視聴者からも**「頑張れ!」の声援が続出**。
最終的には涙を流しながらも完走し、「思ったよりみんな速くて、悔しかった」と素直な気持ちを吐露しました。

■ 「ヒールが泣いた」その瞬間に注目が集まる

SNSではこの回の放送直後、「#上谷沙弥」がトレンド入り。
「泣いてる姿に胸を打たれた」「リングでは見られない人間味に感動」「悪役なのに応援したくなる理由がわかった」といった投稿が数多く見られました。

特に印象的だったのは、**“悪役だからこそ、涙の価値がある”**というファンの声。リングでは冷酷で非情なファイターが、テレビでは一人の人間として限界に挑戦し、泣きながらもやり切る――この“ギャップの破壊力”が、彼女のバラエティでの最大の武器とも言えるでしょう。

■ バラエティで見せた「本当の強さ」

この企画は単なるチャレンジではなく、上谷沙弥が持つ**「精神的な強さ」「諦めない姿勢」「素直な感情」を存分に示す舞台となりました。
番組出演後、スターダムの試合会場でも「鬼レンチャン見ました!」と声をかける新規ファンが増えたという報告もあり、プロレス業界としても
バラエティ出演の影響力を再認識**するきっかけとなったようです。

テレビ出演による評価と一部の懸念

上谷沙弥のバラエティ番組出演は、ファンや視聴者から多くの称賛を集める一方で、プロレス業界内や一部のコアファンからは**「キャラクター性のブレ」や「ヒール像の弱まり」**に関する懸念も見られます。

■ 肯定的な評価:「バラエティ適性が高すぎる!」

まず評価されているのは、何よりも彼女の**“対応力の高さ”と“ギャップの演出”**です。

  • 台本や進行に左右されず、自然体でコメントできる
  • 悪役キャラで登場してもすぐに“素の魅力”で場を和ませる
  • 無理に笑いを取らなくても、真面目に取り組む姿勢が逆に好感度を上げている

テレビ業界の制作スタッフからも「まるでタレント」「対応がプロ」との評価が高く、今後は女優・ナレーション・イベントMCなど、活動の幅がさらに広がる可能性も期待されています。

また、“リング上とは異なる一面”を知ったことで、これまでプロレスに触れてこなかった層がスターダムに興味を持ち、新規ファンの流入にもつながっているという報道もあり、団体としてもバラエティ進出を歓迎する声は多いようです。

■ 一部の懸念:「ヒールキャラが揺らぐのでは?」

しかしその一方で、次のような懸念の声も少なくありません

  • 「テレビでいい子キャラが浸透しすぎると、リングでの悪役が説得力を失う」
  • 「プロレスは“キャラクターの一貫性”が命。バラエティで素を出しすぎると混乱を招く」
  • 「ストーリー上の“悪のカリスマ”がテレビで泣いたら興ざめ」というプロレスファンからの本音も

特にヒール(悪役)は、ファンから“嫌われる”ことで魅力を発揮するポジション。そのため、テレビで見せる「涙」「可愛さ」「親しみやすさ」がリングでのキャラクター性と矛盾する恐れがある、という声が出ているのです。

また、対戦相手となる他の選手にとっても「ヒールを演じる相手がバラエティで人気者になりすぎる」と、プロレスのストーリー全体のバランスに影響が出る可能性も指摘されています。

■ 両立へのカギは“演じ分け”と“ストーリーテリング”

とはいえ、こうした懸念は裏を返せば、それだけ上谷沙弥が注目されている証でもあります。
彼女がこの先も“プロレスラーとしての世界観”と“テレビ出演者としての柔軟さ”をうまく演じ分けていければ、むしろ新たなプロレスの魅力として定着していく可能性も。

例えば、

  • **テレビでは「親しみやすさ」「素顔の魅力」**を、
  • **リングでは「冷酷な悪の女王」**を徹底することで、

両者を上手に“住み分け”することができれば、他の選手にはない圧倒的な個性として支持を拡大していくはずです。

まとめ|リング外でも輝く“新時代の女子レスラー”

上谷沙弥は今、単なる女子プロレスラーという枠を超えて、エンタメ業界全体から注目される存在となっています。

リング上では冷酷で非情な“悪役レスラー”として観客を魅了し、
テレビでは涙も見せる素直で努力家な“人間・上谷沙弥”として視聴者を惹きつける――
このギャップの演出とリアリティの両立こそが、今の時代に最も求められているエンターテイナー像なのかもしれません。

かつての女子プロレス界では考えられなかったような形で、彼女は「プロレス=限られた世界のエンタメ」から、「テレビでも通用する真の総合エンターテイナー」へと進化を遂げつつあります。

■ 今後の活動にも注目が集まる

今後、さらにテレビ番組への出演が増えることで、上谷沙弥という存在はより広い層へと知られていくことでしょう。
同時に、リング上でのキャラクターやストーリーテリングがどのように進化していくのか――これもファンにとって大きな楽しみのひとつです。

バラエティで流した涙も、プロレスで放つ蹴りも、すべてが「上谷沙弥」という一人の表現者によって丁寧に演出されたもの。
彼女の姿は、まさに**“新時代の女子レスラー”**というにふさわしい、複合的な魅力に満ちています。

これからも、リングの内外で進化を続ける“沙弥様”から目が離せません。