侍ジャパンは2023年3月に開幕するWBC2023に向けて、メジャーリーガーを招集する方針であることが分かった。大谷翔平、ダルビッシュ有、鈴木誠也のほかに、メジャーで活躍する出場資格のあるメジャーリーガーも召集するようだ。日本にゆかりのあり、侍ジャパン候補のラーズ・ヌートバー、ステーィブン・クワンの2選手について紹介していこう。
ラーズ・ヌートバー
本名:ラーズ・テイラー・タツジ・ヌートバー
【Lars Taylor Tatsuji Nootbaar】
生年月日:1997年9月8日
身長/体重:191㎝/95㎏
投打:右投げ左打ち
出身地:カリフォルニア州ロサンゼルス郡
所属:セントルイス・カージナルス
ドラフト:2018年8巡目(全体243位)
人物
父親はオランダ系アメリカ人、母親は日本人のラーズ・ヌートバー。地元放送局「KSDK」のニュース番組「5 On Your Side」でルーツについて言及。「日本人であることは僕が僕であることの一部。(日本人であることを)誇りに思う。あえて声高にそのことを語ることはないが、それが僕だし、それが母なんだ」と語っている。
2020年コロナウイルスのまん延によってマイナーリーグの試合がすべてキャンセルした際、4か月の間航空宇宙産業関連の会社で整備工として働いたという。週6日、朝4時に起きて勤務した。
この期間の勤務で「自分を謙虚にさせ、どれほど野球を愛しているか気づかされた。あれでおしりに火が付いた」と語り、野球へのモチベーションに繋がったことを語っている。
成績
2021年度
58試合出場 26安打 5本塁打 15打点 打率.239
2022年度
108試合出場 66安打 14本塁打 40打点 打率.228